こんばんは。先日と言ってもちょっと前ですが
職場の後輩を連れて、私の大好きなニューバランス東京にいって
靴を購入してきました!
そこのお店で足裏にどのように体重がかかっているか測定できます
以前は静止立位の足圧しか測れませんでしたが
今回行ったら、歩いた時の足圧と、重心の軌跡が新たに
測れるように機器が進化してました!
さっそく私の静止立位
土踏まずである内側アーチが左右ともしっかりあり
前後のバランスも良いとのこと
ただ、足指の4と5番目の指が浮いてる指摘を受けました
おー!なるほどぉ~。確かに右なんて全く指の跡がない
立位での母趾球荷重の意識が強すぎるのかもですね
でも、2年前に測った時と比べたら
より良いとされる足型に成長していると思います
さて、新しい評価スケール!歩行時の足圧です
歩いているときの方が指は均等に使えています
左は我ながら美しい足圧・・動的安定性Good
問題は右です!踵を接地したときの圧が高い
やはり右足は筋肉でショックを吸収する力が衰えてます
これを専門的には遠心性収縮でのコントロールといいますが
それが出来ていない事が浮き彫りとなりました
いや、とても素晴らしい!ビジュアル的に大変わかりやすいですよね
後輩二人も試させてもらい、PT三人でやれ偏平足だ、外反母趾だと
あーだこーだと店の中でおしゃべり・・まったく迷惑な客達です
でも嫌な顔一つせず、測定、説明してくださった店員さん・・感謝です
ニューバランス東京は以前、原宿にあったそうです
そこだと人通りが多く、ちょっと興味がある人はすぐに入ってきて
大変混雑していたそうです
ニューバランス直営店の良いところは靴の種類が豊富なこと
そしてスタッフが長さだけでなく足幅も個別に測定してくれ
その人に合った靴を提案してくれます
原宿の駅近くでは来店客が多すぎて
コンセプトである個別に対応することが出来ず
表参道の今の地に移転を決めたそうです
大通りをちょっと脇道に入ったところにあるので
そこに行こうとしない限り、なかなか立ち入らない環境です
そういったこだわりがすごいと思いますし
ファンとしては親切丁寧な対応が嬉しく、感謝しております
消耗品である靴
年に1回は行って、気に入った靴を買ってきます
患者さんも何人か紹介して、満足してもらってます
先日は北千住の丸井の靴屋さんにもニューバランスの測定器が
来ていたので、いろんなところで出来るのかもですね
ぜひ、歩きいたときの足裏のつき方、試してみてください
そして靴もぜひお試しあれ!
ありがとうございます
スポンサーサイト
2012.06.18
| Comments(0) | Trackback(0) | Moving
こんばんは。夜な夜なアップします
昨日は第一回さいたまスポーツフォーラムに参加してきました。
この会の発起人は我が師匠、大塚一寛医師です
大塚先生が会の趣旨をアスリートの治療として
医師、理学療法士、トレーナーとクロスオーバーして
実際に関わっている人にとって役に立つ会にしていきたいと話しておりました
特別講演一人目は
「アスリート特有の腰痛」
帝京大学溝口病院 整形外科准教授の西良浩一先生
西良先生は腰部の低侵襲オペの第一線の先生
アメリカ留学時代は滑り症のバイオメカを学ばれてこられ
力学的ストレスを動作の中から見つける
その治療から予防にまで目を向けて
臨床研究データをふんだんに出し説明してくれました
二人目は「体幹安定性と腰部障害・下肢外傷」
早稲田大学スポーツ科学学院准教授 金岡恒治先生
金岡先生は日本水泳協会の帯同Dr.もされており
やはりトップアスリートを日々見ている先生です
理学療法にも掲載された筋電図の研究でコアマッスルの
活動について様々なエクササイズと筋電図データを示してくれました
PT界、腰痛界では著明なオーストラリア人のPTのHodges先生とも交流があり
コアコントロールの重要性を示してくれました
さらに終了後は上尾メンバーと飲みに行き
体幹機能について、日々の臨床について、未来の活動について
ビールを片手に熱く語ってきました
収穫は基調講演の著明な先生と終了後少しディスカッションが出来たこと
上尾のみんなと話していて、フィードフォワードという
治療に対するインスピレーションが増したこと
反省は聞きたい事や言いたいことがたくさんあったのに
Dr.が多数いる中、物おじして質問の挙手が出来なかったこと
「お前のためにこのテーマを選んできたのに、なんで質問しないんだ」
と師匠に怒られてしまいました
やっぱり一番大好きな分野です
全て今後に活かしていきたいと思います
ありがとうございます
2012.06.08
| Comments(0) | Trackback(0) | Physio
こんばんは。先月は2回しかアップ出来ず・・怠惰な私
今月は目標にしている週一回アップまたは月4回を目指します
今日は久々に大好きな身体機能について
患者さんが右手親指の腱鞘炎になってしまいました
何の動作が痛いですか?って聞いたら雑巾絞りと
タオルを持ってきてちょっと絞る真似をしてもらいました
・・なるほど親指側に力入れて絞ってますね
最近、切に思うのです。小指側の握りの大切さ!
肩がきれいに動いている人の上肢の使い方は
小指側からしっかり伸びています
逆に肩の動きの悪い人ほど、親指側でがっつり握っていて
母指屈筋、上腕二頭筋、大胸筋、三角筋、僧帽筋上部が
過緊張の場合が多く見受けられます
これは尊敬するピラティスエデュケーターのアンドリューから
教えてもらったことなのですが
木登り名人のサルは小指側でしっかりと枝を把持しているそうです
進化の過程で高い物をつかむときは小指側からしっかりつかむという
運動習慣がずっと続いていて、それに適した筋の配列に
なっているようです
確かに小指側の方を意識すると
小指屈筋、尺側手根屈筋、上腕三頭筋、棘下筋、広背筋のラインが
機能的に結びつきを強く持って働いてくれる感覚があります
また体重支持で考えると
母指球荷重で支えると橈骨手根関節では骨の関節面が広く
ロックをかけられる環境となり、肘関節もロッキング
大胸筋で固定して、肩甲帯は肋骨から浮いて筋膜支持的な
とても受動的で動きが起きにくい環境となります
最近の私の肩の治療パターンは
この小指側の機能線をいかに遠心的に働けるようにするかです
このメソッドを感じるまではどうしても棘下筋の過緊張が
最後までしつこく残り、上腕骨に肩甲骨が引っ張られていました
広背筋、棘下筋の遠心性収縮のコントロールにより
肩甲帯のきれいな上方回旋を目指します
棒体操、タオル体操での小指側意識
四つ這い位、ピラティス機器での小指側意識
吊革捕まる時、雑巾絞りでの小指にぎり意識
もちろんバランスを考えれば正中線を通る
ジャイロの5'Sライン的な考えが大切だと思います
ただし偏り易いのは拇指屈筋~大胸筋~僧帽筋上部ラインだと思うので
その反対側をより意識していく動かし方を選んで
動きの中和を目指していくとうまくいく場合が多いです
先ほどの腱鞘炎の患者さん
「これなら痛くなく握れる!」って言ってくれました
みなさんも小指握りを意識した雑巾絞り
うんてい、もしくはぶら下がり健康器
機会があればお試しくださいね
ちなみにあちらの世界で小指を切断されるのは
力が入らないようにする理由があるとかないとか・・
上肢運動機能のご意見もぜひお待ちしております
ありがとうございました
2012.06.02
| Comments(4) | Trackback(0) | Physio